韓国のバレンタインデー!現地在住者に聞く7つのおもしろ知識!

韓国の恋愛・結婚事情
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韓国にもバレンタインデーの文化があるのをご存知ですか?日本と似ている部分が多いバレンタインデーですが、バレンタインデー・ホワイトデーだけで終わらないのが韓国流!実は韓国オリジナルのおもしろい文化があるんです。

今回は、現地在住中に筆者が見た、韓国のバレンタインデー文化についてご紹介します。

 

韓国のバレンタインデー!現地在住者に聞く7つのおもしろ知識!

 

1. 韓国のバレンタインデー

韓国では、お正月(설날:ソルラル)やお盆(추석:チュソク)など昔ながらの行事に関しては旧暦を使うことが多いです。しかし割と新しい記念日には新暦を使うので、バレンタインデーは日本と同じ2月14日です。

ヨーロッパや欧米では男性が女性にプレゼントを贈るケースが多いようですが、韓国は日本同様、女性が男性へチョコレートを贈り告白するのが一般的です。バレンタインデーが近づくと、カフェやコンビニ・スーパー等でチョコレートフェアが始まります。

バレンタインデーに関係なく、期間限定のチョコレートメニューを楽しみにしている女性も多いのでは?と感じるほど、街中はチョコレート一色!そんなところも、日本のバレンタインデーと似ていますね。

2. バレンタインデーの贈り物

韓国でも、バレンタインデーの贈り物といえばチョコレート。なのですが、ここで少し日本との違いを感じます。日本では、バレンタインデーといえば手作りチョコを連想しませんか?この時期になると、某板チョコの特設コーナーが設置されたり、手作り用の材料がピックアップされていたり…。もちろんチョコレートの展示会も大々的に行われているので、あくまで筆者個人の感覚ですが、日本は手作り女子が多いなぁという印象です。

ところが韓国では、手作りチョコに力を入れている女性は多くないと思います。チョコ自体を手作りするというより、既製品のチョコレートを可愛らしくラッピングするケースが多く、見た目の華やかさを重視している印象です。

このラッピングが手の込んだものが多く、手作りチョコに負けないくらい手間暇かかっているんだろうなぁと愛情が伝わってきます^^

3. 義理チョコはある?

最近では、韓国でも義理チョコを渡す文化があるようです。日本のように「準備しないと…!」という程ではありませんが、親しい友人や会社の人に対して義理チョコを準備する女性もいます。

もちろん本命のような華やかなラッピングなどはなく、市販のチョコレートを渡すという日本と同様の義理チョコ文化が浸透してきているようです。

 

 

4. 韓国のホワイトデー

ホワイトデーも日本と同じく3月14日、この日は男性が女性へ告白する日です。韓国の男性陣も彼女や好きな女性へのプレゼントで悩むこの時期は、バレンタインデー同様、街中もホワイトデームード。サプライズ好きな韓国なので、この日は至る所でロマンチックなサプライズイベントが発生しているんだろうなと勝手に想像してしまいます(笑)

5. ホワイトデーの贈り物

韓国でもホワイトデーの贈り物は、キャンディやマカロンなどのお菓子が一般的です。が、筆者がホワイトデー時に韓国の街中を歩いた感想としては、花束を手に歩くカップルが圧倒的でした。

日本だと、花束はちょっと勇気がいるプレゼントですよね。韓国では男性が女性にお花を送るのはとても日常的。街中でもホワイトデーに限らず、花束を持ったカップルをよく見かけます。そしてお花だけでは終わらず、アクセサリーやペアグッズ等さらに別のプレゼントを用意する男性も多いようです。韓国にはロマンチストな人が多いなとつくづく感じますね!(笑)

6. 切ない「ブラックデー」

(Koji Horaguchi)

ホワイトデーから1ヶ月後の4月14日、この日はバレンタインデー・ホワイトデーに出番がなかった人達のための「ブラックデー」と呼ばれる記念日です。異性から告白を受けなかった人やプレゼントをもらえなかった人たちが集まり、お互いを慰め合う日だそうです。なんとも切ない記念日ですね…(笑)

恋人のいない人たちはブラックデーに、寂しい心を表す黒色の食べ物を食べます。その代表格がジャージャー麺。韓国のジャージャー麺は、日本のものと違い真っ黒なビジュアルをしています。またジャージャー麺を食べるときは、服装も真っ黒のものを着る人もいるんだとか。

美味しいジャージャー麺を食べて、寂しい気持ちをみんなで分かち合う「ブラックデー」は、切ないながらもほんのり優しさも感じられる記念日ですね。

7. 「ローズデー」vs「イエローデー」

(Damien Gabrielson)

ブラックデーからさらに1ヶ月後の5月14日には相反する二つの記念日があります。一つは「ローズデー」。バレンタインデー・ホワイトデー・ブラックデーを通じて発展した恋人同士がバラの花を贈り合う日です。この記念日はK-POPアイドル等もファンに向けてお祝いしているのをよく見かけるので、知っている方も多いかと思います。

そしてもう一つの記念日が「イエローデー」。この日は、バレンタインデーからの3ヶ月を通じても尚、恋人ができなかった人が黄色い服を着てカレーライスを食べる日だそうです。イエローデーにカレーライスを食べなかった人は恋人ができないというジンクスもあるそう…。

一方は恋人と幸せを確かめ合い、もう一方ではひとり寂しくカレーを食べる…両極端な記念日が同じ日にあるというのが、なんとも皮肉な感じがしてしまいますね^^;多くの方がイエローデーではなくローズデーとして、5月14日を過ごせることを願います…(笑)

 

 

まとめ

韓国のバレンタインデーは、日本にはない記念日があったり、プレゼントの趣向も違っていて面白いですよね。バレンタインデーやホワイトデーに韓国旅行の予定がある方は、街中のお祝いムードも一緒に楽しんでみてください。

また異性と縁がなかった方はブラックデーやイエローデーを真似て、仲間と励ましあってみるのはいかがでしょうか?筆者も次の機会にはジャージャー麺を食べたいと思います(笑)以上、韓国のバレンタインデー文化についてご紹介しました。最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

韓国のバレンタインデー!現地在住者に聞く7つのおもしろ知識!

1. 韓国のバレンタインデー

2. バレンタインデーの贈り物

3. 義理チョコはある?

4. 韓国のホワイトデー

5. ホワイトデーの贈り物

6. 切ない「ブラックデー」

7. 「ローズデー」vs「イエローデー」

 


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