旅行先での移動手段として、地下鉄やバスもいいけれど、疲れた時やたくさんお買い物をした時は、やはりタクシー移動が便利ですよね。韓国のタクシーは日本に比べて料金も安く、手軽に使える移動手段です。
また、その場所の前まで連れて行ってくれるのも魅力的。3人で地下鉄やバスに乗るより初乗り料金が安いということもあり、筆者もよく利用しています。でも、そこはやはり韓国。日本とは違うルールや事情があります。
そこで今回は、韓国のタクシーの乗り方や注意すべきことについてご紹介します
韓国のタクシーの乗り方!現地で注意すべき7つの事!
1. 韓国のタクシーの相場ってどれくらい?
韓国のタクシーは2種類あり、一般タクシーと模範タクシーがあります。黒いタクシーが模範タクシーとなっており、サービスも良く、外国語が通じる運転手が多いのが特徴です。
もちろん初乗り価格も異なり、一般タクシーが3000ウォンなのに比べて、模範タクシーは5000ウォンとなっています。深夜0時~4時までは20%割増となりますが、模範タクシーは基本料金が高いので割増料金は発生しません。
2. ドアは自分で開閉する
タクシーの自動ドア機能は日本だけと言われており、韓国ではもちろん自分でドアを開け閉めすることになります。もちろん後ろのトランク部分も自分で開け閉めします。ドアが開くのを待っていると、変な目で見られるので注意しましょう。
3. シートベルトは必須!
日本に比べとっても運転が荒い韓国。急発進、急停車、急ハンドル、急な車線変更が頻繁にありますので、助手席はもちろん後部座席でもシートベルトを締めることをおすすめします。
また、最近では後部座席もシートベルトを締めることが推奨されていますので、運転手さんから案内されることもあるかもしれません。
4. お支払いには交通カード、クレジットカードが使用できる
カード文化が発達している韓国では、数百円の支払いもカード払いが基本です。実際に韓国の方が使用しているのはクレジットカードではなくデビットカードなのですが、もちろんクレジットカードも使用できます。ちゃんとレシートももらえるので安心です。
また、T-moneyという表示がしてあれば、韓国の交通カード(T-mony)での支払いも可能です。交通カードを使えば、空港鉄道とタクシー間の乗り換えの際は割引が適応されますので、お得に利用できます。
5. 乗車拒否される場合がある
ソウルでは頻繁にデモが起きているエリアがあり、デモが始まると通行止めになるため、行先を告げても「デモ中だからそちら方向には行けない」という意味で乗車拒否される場合があります。
また、道路が大きいために行先が逆方向であった場合にも、「逆方向だから反対側から乗って」という意味で拒否される場合があります。その他にも場所によっては県を跨ぐような形になってしまい、別途料金が発生するために拒否されるという場合があります。
なお、韓国では乗車拒否は法律で禁止されているので通報されると罰則もあるのですが、残念ながらまだ無くならないのが現状です。外国人だから拒否しているというわけではないので「何か事情があるんだな」と軽く受け止めてください。
6. おつりがもらえない時がある
現金で支払いをした場合、少額のおつりだと返してもらえない場合があります。韓国では1000ウォンからが紙幣となっており、タクシーもカード払いが多いので、小銭を持っていないということや、貨幣は少額なのでただ単に返さずもらうという暗黙のルールがあります。もちろんタクシーによって異なりますので、少額でも返してくれるタクシーもあります。
また、おつりを返して欲しいと伝えれば、小銭を持っていれば返されるはずですが、持っていない場合はあきらめることになります。
7. 便利なアプリ!カカオタクシー
タクシーに乗りたいのに、なかなかタクシーが通りかからないということがありますよね。その時は「KakaoT」というアプリをダウンロードしてみてください。韓国の主流メッセージアプリ「カカオトーク」から派生しているアプリで、提携しているタクシーを呼び出すことができます。
また、自分の現在位置はGPSで自動入力になるので、目的地を入力すれば近くにいるタクシーが迎えにきてくれます。カードを登録すれば自動で支払いも行われ、運転手の名前などの情報も見ることができるので、トラブルを避けることができます。現地の韓国人もよく利用しているアプリです。
まとめ
いかがでしたか?
あらかじめルールや事情がわかっていれば、とまどいや残念な気持ちになることもなくなりますよね。最近の韓国のタクシーはナビゲーションシステムが搭載されているので、言葉ができなくても住所を見せるだけでナビ検索し連れて行ってくれます。
もちろん外国ですので、トラブルに巻き込まれないよう夜間の女性の1人利用はしないなどの注意はしてください。
韓国のタクシーの乗り方!現地で注意すべき7つの事!
1. 韓国のタクシーの相場ってどれくらい?
2. ドアは自分で開閉する
3. シートベルトは必須!
4. お支払いには交通カード、クレジットカードが使用できる
5. 乗車拒否される場合がある
6. おつりがもらえない時がある
7. 便利なアプリ!カカオタクシー