韓国のコンセントの形状・電圧をご存知ですか?変換プラグや変圧器は必要なのか、旅行前に知っておきたいのが現地のコンセント事情ですよね。韓国はプラグの形状も電圧も日本とは異なります。
そこで今回は、韓国滞在中の筆者体験談も織り交ぜながら、現地の電圧コンセント事情についてご紹介します。充電器やヘアアイロンを持っていく方は特にこの記事を読んで事前チェックしてくださいね。
韓国の電圧コンセント事情!旅行前に必ず知るべき6つの知識!
1. コンセント形状は2種【C型・SE型】
韓国では2種類のコンセントが使われています。C型とSE型と呼ばれるもので、どちらも接続部に先端の丸いピンが2本ついている形状です。一見同じように見えるC型とSE型ですが、ピンの太さと間隔が若干違います。コンセントの受け口はブタの鼻のような形状で、C・SE型どちらも使える場合もあれば、どちらかしか使えない場合もあります。プラグのピンの太さがSE型4.5mm・C型が4mmなので、SE型専用のコンセント口にC型を差しても使えるなんてことも…。こればかりはプラグを挿してみないと判別できないようです(笑)
また、このC型・SE型のコンセントは韓国以外の国でも広く使われています。アジアでは韓国の他にインド・カンボジア・ベトナム等、ヨーロッパでは大半の国がC型を使用しています。SE型を使用している国は比較的少ないですが、ヨーロッパではC型とともにSE型が使える国もあるようです。
2. 変換プラグは必須!
上記でご紹介したように韓国のコンセントは日本と違う形状をしていますので、変換プラグは必需品です。使えない場合も考えられますので、C・SE型両方準備しておくと安心です。最近では100円ショップでも変換プラグを購入できるので、2つ揃えるのも難しくないですよね!
ちなみに筆者はSE型のみ持って韓国に来ましたが、今のところSE型が使えず困った経験はないです。ですが、コンセントにSE型を挿す際に挿さりにくいなと感じたことはあるので、もしかするとC型の受け口に無理やりSE型プラグを挿し込んでいたかもしれません。。そんなことにならないよう、どちらにも対応できる万全の体制を整えておきましょう。
3. 充電なら現地のUSB-ACアダプタで!
変換プラグをいくつも持っていくのはかさばって不便な点もありますよね。荷物を最小限に留めたいあなたにおすすめしたいのが、韓国で販売しているUSB-ACアダプタを使う方法です。
スマホやデジカメの充電器など、USBコードをコンセントプラグに繋いで使っているものってありますよね。そういったタイプの充電器であれば、USBコードのみ持参しプラグ部分を現地で購入すれば、かさばるコンセントプラグを何個も持って来る必要はありません。USBポートが複数ついているプラグもあるので、同時に複数充電したい場合もこちらの方が便利かと思います。
また、USB-ACアダプタは韓国のダイソーやコンビニなどで購入することができ、価格もリーズナブルです。よく韓国旅行に行かれる方や、その他ヨーロッパ方面にも旅行に行かれる方なら、現地用のアダプタを一つ持っているととても便利ですよ。
4. 電圧は日本より高い220V
韓国の電圧は110Vと220Vのところがあり、一般的には220Vが主流です。日本の電圧は100Vですので、日本の電化製品を変圧器を使用せず使うと火災や感電・製品の故障につながる可能性があるので要注意です。では次の項で、どんなときに変圧器が必要かご紹介しますね。
5. 変圧器が必要か事前に確認
変圧器が必要になるのは、日本製電化製品の対応電圧が「100V」と表示されている場合です。日本の家電製品は「100Vの日本のみ対応」か「100〜240Vの全世界対応」の2種類あります。後者の全世界対応の電化製品であれば変圧器なしで使用することができますが、前者の場合は変圧器が必要になります。これらはアダプタや製品本体に表示されていますので、旅行前に必ず確認しましょう。
以前、知人が韓国で日本製のヘアアイロンを変圧器を通して使用したにも関わらずショートしていたことがありました。ヘアアイロンのように熱を蓄える電化製品の場合は、変圧器を通しても故障する可能性が高いです。事前に取扱説明書など確認し、海外で使えるかどうか調べておくと良いでしょう。
また変圧器はホテルやゲストハウスなどの宿泊施設で貸し出ししているケースが多いので、こちらも事前に調べておきましょう。
6. 変換プラグの紛失に注意
至極当たり前なことですが、韓国滞在中、変換プラグはくれぐれも失くさないよう注意しましょう。日本のA型コンセントをC・SE型に変換するプラグは韓国では滅多に売っていません。前述したUSB-ACアダプタが使えるものでなければ、日本から持ってきた製品は使えなくなってしまいます。それがスマホやパソコンの場合、かなり痛手ですよね…。
筆者もつい先日、持参していた変換プラグを紛失しパソコンの充電ができなくなってしまいました。仕方なく現地用の充電器を新調したのですが、値段がものすごく高くて度肝を抜かれました…。筆者のように痛い出費をしないためにも、外出時も変換プラグを持ち歩かれる際は失くさないよう気をつけてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
韓国旅行に行く際はC・SE型の変換プラグを必ず持っていきましょう。よく韓国に行かれる方は現地でアダプタを購入すると、後の旅行時にとても便利ですよ。日本から電化製品を持って行かれる場合は、ご紹介した電圧の確認もお忘れなく!
韓国ではコンセントが使えるカフェが多いので、変換プラグを持ち歩いていれば充電を気にせずスマホも使えて便利ですよ。コンセントの準備を万全に、旅行を思い切り楽しんでください♪
韓国の電圧コンセント事情!旅行前に必ず知るべき6つの知識!
1. コンセント形状は2種【C型・SE型】
2. 変換プラグは必須!
3. 充電なら現地のUSB-ACアダプタで!
4. 電圧は日本より高い220V
5. 変圧器が必要か事前に確認
6. 変換プラグの紛失に注意