素敵な韓国人と出会い、結婚を意識し始めたあなた!この機会を逃したら、もう二度とこのチャンスは訪れるか分からないと悩んでいませんか?長い人生、そう思える人に出会えただけでもラッキー。しかし国際結婚ともなれば、理想と現実は違うもので、自分自身で切り開く未知の世界がたくさん待ち構えています。
後悔しない、楽しくてかけがえのない世界にするためにも、事前に最低限のことは確認しておくべきです。そこで今回は、韓国人男性と結婚した筆者が、韓国人と結婚する上で知るべきことは何かをご紹介します。
韓国人と国際結婚!韓国生活を超満喫する10個の秘訣!
1. 儒教文化を知ろう!
韓国は儒教の国。目上の人を敬い、家族=両親をとても大事にします。そして、それが原因で二人の愛も変化しがちです。日本でもよくある話ですね。昨今、韓国も外国文化がどんどん取り入れられ、この10〜20年で随分進化しています。家族構成、兄弟、長男か?次男か?も知っておくと、結婚後のあなたの立ち位置もだいぶ予想しやすくなります。そのほかにも、出身地、姑の性格、姑とご主人の密度、結婚式はどこでするか、そしてお金をどのぐらい持っているかなど、デリケートな部分も聞いておくべきです。
あ〜計算高い女って思われて嫌われそう?いえいえ、大事な事です。後程詳しくアドバイスしますね。
2. 年に二回の最大イベントを把握しておこう!
ズバリ、旧正月、お盆です。旧暦で行われるこの行事は先祖を大事にする韓国では大事なイベントです。特に嫁にとっては最大イベントなのです。この行事前には心痛で苦しむ嫁、行事後には体力、心労面で喧嘩しやすくなり、離婚率も多くなります。始めから全て事細かく把握する必要はありませんが、大事なイベントであることには変わりありません。この話も後程詳しくお話しします。
3. 異文化=新しい発見!
ここ本当に外国?なんて錯覚してしまうほど、韓国は交通も便利で人も当たり障りなく優しく、生活しやすいです。食べ物も美味しいし、ストレスをあまり感じず異文化を楽しめます。もちろん住むのと旅行とは違いますが、たとえ日本が恋しくなってもLCCを利用すれば安価ですぐ帰れます。
この安心感は、今後生活するにあたり心の保険になることは間違いありません。異なる文化を新しい発見として前向きに向き合っていく心構えが大切です。
4. ハングル文字に慣れよう!
外国で生活するという事は、意思疎通が出来ないとなると日々の生活も楽しくありません。ましてや、愛する旦那さまと英語・日本語で会話するよりも、旦那さまの母国語で話したほうが、よりお互いを理解でき、家族とのコミュニケーションもスムーズになり、まさに一石二鳥です。
そこで、来韓前の準備として、最低でもハングル文字を読めるようにしておく事をおすすめします。意味が分からなくても読めさえすれば、後で携帯を使って調べる事ができますので。ハングル文字を読むのは記号=暗号を覚える感覚で、日本人にはさほど難しくはありません。文法も日本語と同じなので比較的簡単です。
本サイトでも文法やハングル文字の読み方については細かく特集していますので、このサイトをぜひ使い倒してください!
5. 結婚は家族を大切にしつつ自分たちの納得する形を!
韓国では、基本的に結婚式費用は半分ずつ。家は男性が準備し、女性は家具、電化製品などを準備します。お互い時計をプレゼントする人もいます。近年はお互い話し合って決める事も多いのですが、ご両親同士の意見の食い違いで、当の本人同士が疲れ果てて、結婚破談になったという話もよく聞きます。
国際結婚ですので、お互いの文化を尊重しつつ、二人でよく話し合い納得した形を主張していきましょう。
6. 旧正月、お盆を乗り切ろう!
近年急速に外国文化が入ってきた韓国とはいえ、まだまだ女性=嫁は大変だなと日々感じます。ということは、今のおば様世代(お姑さん世代=シオモニ世代)はさぞかしご苦労なさった事でしょう。当のご本人方はもしかしたらそれが当たり前の事で、苦労など感じる暇もなかったかもしれません。
韓国のお正月、お盆は民族大移動というくらい、多くの人たちが移動します。韓国はソウル人口集中型なので、その分余計に渋滞しやすく、旦那さまのご実家に里帰り=帰省するのに、通常の何倍も時間がかかります。さらに、実家に到着して精神的にも体力的にもクタクタな嫁は、それでも休む暇なく料理、買い出しに駆り出されるのです。中には旦那さまより先に到着して、手伝う人もいます。
国際結婚になるあなたは、最初のうちは「外人の嫁だから」と気を使ってもらえますが、毎年そういう扱いはしてもらえません。しかし、全てを完璧にこなすような「韓国人の嫁」になるのは絶対無理です。筆者は結婚当初「韓国人女性すら大変なのに、日本人の嫁が完璧にこなせるなんて辛すぎる」と、よく自分と葛藤していました。イライラはどんどん溜まり、旦那さまがそれを感じて冷や汗をかく、といった日本でもよく聞く光景になっていたと思います。
筆者のアドバイスとしては、始めから頑張って飛ばしすぎないこと。少しずつできることを増やしていき、自分のペースで韓国流を習得していくことです。旦那さまの家族は今後もずっと付き合っていく大切な存在なので、気長に向き合う図太い精神を培っていきましょう。
7. 韓国語の一番難しいポイントは発音!
日本人にとって韓国語の一番難しいことはズバリ発音です。こればかりは耳を鍛え話す機会を増やすしかありません。筆者は、来韓前に独学であなたのようにインターネットを使いながら韓国語を勉強し、こちらに来てからは月単位で申し込める韓国語塾(日本でいう駅前留学)、区ごとに外国人の為の多文化センターでレベルに合わせた無料韓国語授業、外国人用の生活案内サポートセンターであるグローバルセンターに通い韓国語を勉強しました。気の合う友達も出来ますし、同じ境遇の人たちが集まるのですぐ仲良くなれるでしょう。
ここでも、大切なことは焦らないことです。外国人が日本で生活する時に通る道を、あなたも同じように異国の地で通ってるだけです。仲間はたくさんいますし、楽しい生活を勝ち取った先輩たちもたくさんいます。語学力はコツコツ積み上げてこそ、血となり肉となるので、焦らずコツコツ行きましょう。
8. 現地の反日感情を気にし過ぎないこと!
竹島、慰安婦、歴史問題と日韓関係は常に問題が山積みです。報道の影響も大きいとは思いますが、どうしても「韓国は反日的では?」という印象を持ってしまいますよね。ここでは筆者が経験した範囲でしかお話しできませんが、実際に住んでみて「日本人だから」と言って差別を受けたり嫌がらせを受けたりしたことは一度もありません。周りでもそういう話を殆ど聞いた事がありません。
むしろ、日本で有名な百円ショップや日本食レストランなど数多く進出し大成功を収めていますし、韓国→日本のLCC便はいつも韓国人観光客で満席です。もちろん韓国人の本当の胸の内はわかりませんが「良いものは良い!」というシンプルな感覚で日本と接している人たちが多いように思います。
9. 韓国料理に挑戦する時のポイント!
韓国と言えばキムチ、そして辛いものばかり食べているというイメージがありますね。筆者もそうでした。しかし、韓国人もさすがに朝から辛いものは食べませんし、年中辛いものばかり食べている訳ではありません。今後はあなたもその韓国料理を作る日々が待っています。実際、料理本を参考にその通りに作ると思ったより簡単にできますが、細かいところまで本家の味にするには、ひと手間必要です。
まず、韓国料理の基本的な調味料を揃えます。調味料はズバリ「赤い唐辛子の粉」「醤油」「韓国味噌」「ごま油」「コチュジャン」「にんにく」「酢」。これだけあれば大抵は完璧にできます。まずはこれらを現地で揃えましょう。そして、本家と一番差が出やすいスープを作る時の大切なひと手間は、とにかく煮詰めること。グツグツ煮込むことで、まさに味が変化すると言いましょうか、当初の味とは予測出来ないなんとも美味しい味に変化するのです。
筆者は結婚当初、毎回その味に到達するのかドキドキしながら作っていました。料理にひと手間加えるのは、どの国も一緒なのかもしれません。
10. 国際結婚だろうと日本人同士の結婚だろうと苦労は絶対ある!
韓国人と結婚すると、外見が似ていたり隣国であることもあり、他の国際結婚と比べて「日本人はこうなのにどうして韓国人はそうなの?」とやたら比較してしまいがち。「国が違うんだから仕方ないでしょ!」とお互い理解はしているけど、共に受け入れがたい微妙な空気が漂います。
筆者も来韓当初はあっちに合わせようと無理をしてましたが、言葉が通じずいつも空回りしストレスの日々でした。でもそれが韓国語の習得、猛勉強のきっかけにもなりました。心を割って話し合いたい、お互いがお互いを必要としているから、それに応えてあげたい、そういう気持ちが一つ一つの障壁を乗り越えて行く支えになったのだと思います。
そして、こういう衝突や悩みはどんな結婚でも起きる普通のことなんだと、最近思うようになりました。その「普通の喧嘩」を筆者の場合はたまたま韓国人としている、ただそれだけなんだと今では思っています。
まとめ
いかがでしたか?
ここ10年間の韓国人男性の国際結婚相手の順位は、1位中国、2位ベトナムに次いで3位が日本人となり、年々増える傾向です。日本人で楽しい結婚生活を送っている先輩カップルもたくさんいると思うと、不安も少し和らぎますよね。上記の情報を参考にして、あなたらしい楽しい韓国生活と結婚生活を築き上げてください。
韓国人と国際結婚!韓国生活を超満喫する10個の秘訣!
1. 儒教文化を知ろう!
2. 年に二回の最大イベントを把握しておこう!
3. 異文化=新しい発見!
4. ハングル文字に慣れよう!
5. 結婚は家族を大切にしつつ自分たちの納得する形を!
6. 旧正月、お盆を乗り切ろう!
7. 韓国語の一番難しいポイントは発音!
8. 現地の反日感情を気にし過ぎないこと!
9. 韓国料理に挑戦する時のポイント!
10. 国際結婚だろうと日本人同士の結婚だろうと苦労は絶対ある!