海外旅行に行く際に、気になることが天気と気温ですよね。韓国はお隣の国だし、日本とそう違いがないだろうと思いきや、やはりそこは外国。日本と似ているようでいて、天気に特徴もあれば、気候も少々異なります。
そこで今回は、現地のお天気事情を詳しく解説いたします。特徴がわかっていればいつ旅行に行ったとしても快適に過ごすことができますので、旅行前にぜひ確認していってくださいね。
現地在住者に聞く韓国の天気調査!旅行前に知るべき8つの特徴!
1. 韓国には四季がある
日本と同じように韓国にも四季があります。春には桜、夏は暑く、秋には紅葉、冬は降雪と、はっきりとした四季が存在しています。ソウルは新潟と緯度がほぼ同じであるであるため、中部地方にお住いの方は少し想像しやすいかと思います。
ただ、筆者の新潟出身の友人も、冬の韓国は寒すぎると漏らすほどなので、寒さはもっときついと考えてよいかもしれません。
2. 湿気が少ない
韓国は全体的に湿気が少なく乾燥していています。筆者は九州の出身ですが、比較的九州に緯度が近い済州島でさえ、九州と比べると湿気が少ない印象です。夏は日差しが強く感じますが、湿気が少ないため、カラっとしている印象。日陰に入れば涼しく感じます。冬はかなり乾燥しているため、韓国ブランドの化粧品は全て保湿重視のものに切り替わります。
筆者も日本の化粧水を使っていたら、顔がぱりぱりになったことがありました。加湿器も必須アイテムではありますが、ホテルなどの滞在の際は、加湿器の貸し出しを行っていないところもありますので、ペーパー加湿器を持ち込んだり、バスタオルを干したりと、工夫されることをおススメします。
3. 台風が少ない
日本は夏になると台風がよく来ますよね。しかし、韓国には台風はあまり来ません。釜山などの南側であれば台風到来の可能性もありますが、大体は日本を過ぎる時点で威力を失った台風たち。ソウルに到着することもごく稀にありますが、ちょっと風が強いかなというくらいの印象。夏のシーズンも台風を気にして天気に左右されるということは少ないため、旅行の計画も立てやすいですね。
4. 秋が短い
冒頭で韓国も四季があるとお伝えしましたが、日本人の印象としては秋が1週間ぐらいととても短いです。夏が終わって涼しくなってきたなと思うと同時に、夜出歩く際に長袖が必要となります。さらにその1週間後には日中も長袖でないと寒いと感じるほど。9月ぐらいならまだ夜に半そでも大丈夫だろうと思わずに、天気予報で気温をチェックして服装の計画を立ててくださいね。
5. 冬の寒さは言葉にならないほど
冬の韓国は極寒です。大体寒さのピークは1月から2月となり、日中でも気温がマイナス10℃以下になることもあります。筆者も留学中にマイナス15℃を記録し、ソウルの有名な川、漢江が凍ってしまったほどの寒さでした。日本のようにスカートにタイツを履いている女の子も少なく、パンツスタイルにお尻や足首まで隠れるダウンコートというスタイルが多くなります。
また、ソウルのほうは曇りが多くなり、日が差さないため気温も低めとなります。雪はあまり降りませんが、道端の水たまりや、朝霜などが凍ったままになってしまい、とても滑るので足元に注意しながら歩くようにしましょう。
6. ベストシーズンは
やはり過ごしやすい春と秋が韓国のベストシーズン。韓国でも桜は有名で、桜が有名な観光地もありますし、公園や大学構内、道中にも桜が溢れます。
また、秋の紅葉も10月~11月が見頃で、ソウル市内の宮殿内なども一気に紅葉が色づき、宮殿観光がてら紅葉も楽しめるのでおススメです。宮殿観光に行かない方も、韓国は街路樹に落葉樹を採用していることもあり、街中もとても秋を感じる街並みになります。
7. 夏も長袖一枚あったほうがいい
韓国も夏は当然暑いですが、店内や地下鉄、バスの中がとっても寒い!ということがあります。地下鉄には弱冷房車両もありますが、これで弱冷房なの?!と疑ってしまうほど寒い場合がありますので、長袖は1枚準備されることをおススメします。
8. 冬の必須アイテム
(Marie)
極寒の韓国を旅行したことがある方が持っていけばよかったと口を揃えて言うのが、ずばりイヤーマフラー。体の寒さもですが、それより耳がとっても痛いんです。千切れるかと思ったというのが旅行者の素直な感想。
筆者も冬場はコートのフードを被るか、耳当てをして歩いています。現地で買うのも良いですが、耳当てを買うまでが、体も韓国の気温に慣れておらず一番痛いので、日本から持ってくるのもおすすめです。また、その他に手袋も必須です。スマホが使てる手袋だととても便利。とにかく肌を直接冷気にあてないようなグッズが必要と感じるはずです。
まとめ
ソウルであれば、地下街も発達しているので、天候に関係なくショッピングを楽しむこともできます。雨が降った場合は、コスメショップの店頭などでも傘を販売したりしますので、簡単に入手可能です。
また、冬になるとお手洗いにヒーターが設置されていたり、洗面台からも温水が流れ、地下鉄の座席に仕込まれているヒーターも作動しますので、建物内や地下街ショッピングを計画すると、そこまで寒い思いをせず冬の韓国を楽しめますよ!
ぜひ韓国の天気の特徴をとらえて、快適な旅行にしてくださいね。
現地在住者に聞く韓国の天気調査!旅行前に知るべき8つの特徴!
1. 韓国には四季がある
2. 湿気が少ない
3. 台風が少ない
4. 秋が短い
5. 冬の寒さは言葉にならないほど
6. ベストシーズンは
7. 夏も長袖一枚あったほうがいい
8. 冬の必須アイテム